裸婦賛歌 Rafu Sanka

サイズ:1825×1510

寝そべる裸婦、直立する裸婦、片手を掲げる裸婦と、奇妙だが印象に残る構図だ。寝そべる裸婦だけでは、画面が重くなってしまう。重心を引っ張り画面を軽くするため、モチーフの配置を工夫している。絵と対話しながら、すべてを決めていくのだ。また、画題や色彩、タッチには、恩師である宮本三郎氏の影響が見られる。宮本氏には「自分の絵を描きなさい」と助言された。それは番の唯一無二の作風「カプリチオ」の発見につながっていく。

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