彷徨シリーズ 光と闇

タイトル:彷徨シリーズ 光と闇
サイズ:1825×920mm 110号

美しい天使が描かれた幻想的な絵画だが、ある者は光に包まれ、ある者は闇に引きずり込まれそうになっている。ここにあるのは、光と闇だ。縦に長い画面は、天国と地獄の架け橋だ。本作は彷徨シリーズのひとつであり、迷いや不安を感じられる。書画を彷彿とさせる墨は、心の悲鳴のようだ。しかしそれらと真っ向から向き合い、目の前にある障害をぶち壊そうとする迫力もある。画家の道を歩むのは、並大抵の苦労ではない。本作は番を祝福するとともに、運命を突き付けている。

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