彷徨 Houkou

サイズ:800×1000cm 40号

ニース国際絵画・彫刻グランプリ展 南フランス州知事賞

誰しも、人生を模索する時期がある。それを作品として昇華し、未来に残すことができるのは、画家の特権かもしれない。本作は「さまよう」という題名からもわかるとおり、どん底の時期に描かれた。どう生きるのが良いのか、悩んでいた時期の作品だ。当時は、警察官時代の親友が絵を買って助けてくれたこともある。終わりがないように思える苦しみの中で、番は必死にもがいた。絵を描き続けた。その経験がなければ、今日の番はなかっただろう。

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